ブログの更新が遅くなりました。 今回は「ポタ研2018冬」Analysis Plusケーブル編です。 2月からAnalysis Plusの比較的コンパクト(線材がそれほど太くないという意味です)なケーブルを使用した3.5mm-3.5mmのミニケーブルの販売を開始しました。 ![]() DAPとポタアンの接続に使える、いわゆるミニミニケーブルです。 これまでのAnalysis Plusのミニミニケーブルは線材にSilver Ovalを使用した1種類だけでした。 今回の「ポタ研」に出展した新製品は、昨年秋の「ヘッドフォン祭り」で既に参考出品しておりましたが、お試し頂いた方の感想を伺い、やっとこの2月から発売を開始しました。 まず、線材に追加したのがGolden Oval、Copper Ovalです。 Golden Ovalというケーブルは導線を2重シールドしています。導線はOFCの素線を銀でコーティングしています。そうです。導線はSilver Ovalと同じです。 そして1重目のシールドはOFCを24金でコーティングした素線が使われていて、さらに外側のシールド線も同様の素線が使用されています。 そのため、doubleケーブルはLとRそれぞれの+信号がシルバーの導線を通ることで、より特性が揃うように考えて作りました。しかしながら、線材が24金を使用しているため非常に高価になってしまうので、できるだけ価格を落としてGolden Ovalの音をお楽しみいただける様、singleを用意しました。 ご試聴頂いたお客様へもその点をご説明差し上げた上でお楽しみいただきました。Singleでも特に問題点の評価はありませんでした。 問題は価格ですね・・・。 そして次に追加した線材Copper Ovalを使用したミニミニケーブルがこちら。 このケーブルは導線、シールド線すべてOFC素線が使用されていて、24金や銀のコーティングが施されていない分、価格を抑えることができました。この線材はいわゆるラインケーブルで、+線と-線が中を通っているので1本で3極ステレオのケーブルになっています。 ご試聴頂いたお客様からは、高域特性の伸びはGolden OvalやSilver Oval程ではないけど、音に力強さが加わった、あるいは音量感が上がった、などのご意見をいただだきました。私も同意見です。ロック系のガツンと来る音源に合う気がします。(私見です) こちらも価格に対して「あと一声!」というご意見が・・・ そして、以前から発売していたSilver Ovalのミニミニケーブルも仕様を更新しました。 簡単に言うと 裸に剥いて、細くしました! Viable製3.5mmプラグをスリムタイプに変更しました。 パープルのネットを排した理由は、その方が曲げ易いことがユーザー様からご意見を頂いたからです。 Silber Ovalという線材はとにかく全帯域に渡って情報量が多いことですね。 価格は据え置きにしました。 Golden Oval(double)を私のセットに装着してみました。 私のセットに対してははっきり言ってオーバースペックのケーブルです。価格も。 Analysis Plusnのケーブルの特徴は、ケーブル構造の設計にあります。 Analysis Plus社のケーブル設計理念「理想的な周波数特性と狂いのない完璧な位相特性を得られるケーブル」は、より細身のケーブルになったとしても実現しています。これを「第2世代の中空楕円構造」とAnalysis Plus社は呼んでいます。 こんな感じの「楕円構造(ホロウ・オーバル)」がAnalysis Plusケーブルの構造上の特徴です。ちなみにこのケーブルは太いです。詳細はこちらを読んでくださいませ。→アナリシスの事実
「ポタ研2018冬」でAnalysis Plusミニミニケーブルをご試聴頂いたお客様は、とにかく「音量感が上がる」ことを体感した方が多くいらっしゃいました。まさに「情報損失の少ない」結果が得られたということでしょうね。 次回のブログではAnalysis Plusのヘッドフォンケーブルをご試聴頂いた方とのお話を書きます。 すみません、今日はこれから映画のお仕事に行かなきゃならないんで、この辺でタイムアップです・・・。 Analysis Plusミニケーブルシリーズのウェブサイトはこちらです。価格も表示してあります。→ミニケーブル あと、ご購入はこちらからお願いしますという宣伝です(笑)→快音生活 コメントはクローズされています。
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