Mitchell and Johnson_JP
  • トップページ
  • 製品情報
    • GL1
    • GL2
    • MJ1
    • MJ2
    • JP1
  • M&Jについて
  • ELECTROSTATZ®
  • 製品レビュー
  • 製品比較表
  • 取扱店舗
  • お問い合わせ
  • ブログ

フラットであるべき(仮題)
Mitchell and Johnson担当者のブログ

スターウォーズのテーマ曲を聴いてみた

12/25/2017

 
じゃーん!
パパパパー パパパパパパ パパパパパパ パパパパーン 
​パパパ・・・
スターウォーズのテーマ曲をMitchell and Johnsonヘッドフォンで聴いてみました。
文字でフレーズを表現するのは難しいです・・・。パパパパパパなのかタカタタカタなのか。
まあ、音について文字で表現すること自体難しいですけども(笑)
画像
初めてこのブログをご覧になる方のためにあらためてご紹介いたしますと
向かって左からJP1、MJ2、MJ1、GL2、GL1です。(製品名をクリックすると製品ページに飛びます)

一応このブログはMitchell and Johsonヘッドフォンのためのブログなのですが、私が映画音響の仕事を兼任しているため、音のかかわる事、製品、映画館の椅子、なども同時に文字にさせていただいています。

既にご存知の方にはしつこいかもしれませんが、このヘッドフォンはコンデンサー型のドライバーとダイナミック型のドライバー(ドライバー=スピーカー)がユニットになっているヘッドフォンです。
オーディオにお詳しい方ならご存知かと思いますが、一般的にコンデンサー型のスピーカーやマイクロフォンを駆動させるためには外部からの電源が必要なのですが、Mitchell and Johnsonヘッドフォンはセルフバイアス(自家発電?)式なので、スマートフォンのヘッドフォンジャックに直接つないでお使いいただけます。

このハイブリッド・ドライバーはコンデンサー型ドライバーが高音域を、ダイナミック型ドライバーが中音~低音域を担当している、スピーカーで言うところの2Wayユニットになっているので、映画館用のスピーカーに似てる?ってことで、最近映画館で聴いた「スターウォーズ」のテーマ曲を聴くとどんな感じなのかを試してみました。(さらっと)

ちなみにMJ1は現在とあるアニメ作品の音響関係の方へお貸出ししていてお留守です。
画像
Mitchell and Johnson GL1
このモデルは一番軽量でスマホのコントローラーがケーブルに仕込まれているタイプで、もっともポータブルなヘッドフォンです。音はどちらかというと低音寄りです。
SWテーマを聴いてみたところ、オーケストラのコンバスやティンパニーの低音が聴こえやすかったです。高音域は「そこそこ」な感じです。
画像
Mitchell and Johnson GL2
みんな大好きGL2です。一番人気製品です。
このモデルも比較的軽量でポータブル向きです。私も使っています。
SWテーマの試聴感想ですが、まあ想像通りでした。低、中、高音域全体的にバランスが取れていて、飛び出てくるものが無いですね。
あと、GL1で聴いた時よりステレオ感がありました。響きが増えた感じです。これはGL1よりも極高域が延びているからかもしれないですね。あと木製のハウジングとプラスチックのハウジングの違いかな?

画像
Mitchell and Johnson MJ2
MJ2はGL2より価格帯が倍になりまして、木製ハウジングでチェリーウッドになります。あと、ケーブルが左右から出ます。(雑な紹介)
弦楽器の高い音域のフレーズはMJ2が一番好みでした。バイオリンの細かい音が良く聞こえてきました。周波数特性がGL2よりも延びているためと、チェリーウッドのハウジングが比較的高音域の響きに良い響きを与えているからかもしれません。あとGL1、GL2より装着時の密閉感が高いので、没入感もありますね。
画像
Mitchell and Johnson JP1
JP1はDJプレイにも使えるようにデザインされていて、右耳のハウジングが跳ね上がります。
基本的にMJ2と同じ設計なのですが、MJ2ほどの密閉感がありません。理由はDJやライブハウスでJP1を装着しながらホールで流れている音も聴こえるように設計されているからです。正直通勤時の仕様には向かないかもしれません。ただ、反面独特の「空気感」があります。
SWのテーマを聴くと、MJ2よりもコンバスや打楽器の低音パートが響きを持ちながらパワフルに聴こえてきます。さすがDJモデルだけあって低音が強めです。
MJ1を除くすべてのモデルでテーマ曲だけを試聴した感想としては、GL2とMJ2が気持ちよかったです。GL1とJP1はちょっと低音域が強めだったのですが、その分柔らかく感じましたね。

ですが
ただ、その後YouTubeで検索したスターウォーズの本編劇中の動画をいくつか試聴したところ、圧倒的にJP1が良かったです。
ライトセーバーの音余韻や戦艦の中でふわふわと漂っている低音等はJP1で聴くと「あらあら、こんな感じなんだ」と面白かったですね。

今回の試聴のようにシーンによってヘッドフォンを替えるわけにもいかないですから、私なら映画鑑賞用にヘッドフォンを買うならJP1のような低音をしっかり出してくれるヘッドフォンを選びます。
ここでいう「しっかり」とは周波数特性的に低音を出して来るということではなく、低域のレスポンスと左右の位相特性が良いという意味です。なぜなら映画の音はサブウーファーという低音担当のスピーカーから鳴らす単独のチャンネルのための低音成分が含まれているからです。
L、C、Rにもの低音成分が多く含まれているシーンでサブウーファー用の音が加算された時に、レスポンス良くかつ位相特性が良くないと「もわっと」した低音しか出てこなくなり、音楽やセリフの邪魔になってしまうことがあります。

高音域については、もともと映画の音・・・特にDolbyのサウンドトラック形式が採用されている作品のマスタートラック(一番最初に録音された、その作品の基本となるサウンドトラック)においては、基本的に20kHz以上の音は録音されていません。映画館の再生特性はそこまで延びていませんので、せいぜい16kHz位です。ホーム用コンテンツにはマスタートラックのダイナミックレンジと周波数特性を若干修正している場合もありますが、少なくともハイレゾではないと思います。なので、スピーカーやヘッドフォンの高音域の特性が延びていなくとも、私はあまり気にしません。

しかしながら高音域についても位相特性は大切で、位相特性が良いヘッドフォンほどサラウンドチャンネルの音の情報を感じることができます。高音域に逆相成分が多く含まれるほど、後頭部から音が聴こえてくる印象を受けます。「なんかふわふわした感じの音」は耳が受け付けている逆相成分が多い場合が多いですね。(この辺は説明が長くなるので割愛させていただきます)

音楽鑑賞と違って映画鑑賞をヘッドフォンで試してみると、ダイナミックレンジが広い分、そして視聴時間が長い分、得意、不得意が出やすいと思いました。一曲5分で判断するか、2時間で判断するか、だいぶ違いますね。2時間着けっぱなしでも疲れない事も重要ですしね。

スターウォーズのテーマ曲と本編部分を聴いて、Mitchell and Johnsonヘッドフォンのハイブリッドドライバーユニットが低音域から高音域にかけて「良い仕事」をしてくれていることを、あらためて感じることができました。!(^^)!
​

コメントはクローズされています。

    担当:かわひー

    ヘッドフォン販売担当
    Dolby Soundコンサルタント

    アーカイブ

    7 月 2018
    6 月 2018
    5 月 2018
    4 月 2018
    3 月 2018
    2 月 2018
    1 月 2018
    12 月 2017
    11 月 2017
    10 月 2017
    9 月 2017
    8 月 2017
    7 月 2017
    6 月 2017
    5 月 2017
    4 月 2017

    カテゴリ

    すべて

    RSS フィード

Copyright © 2017 Mitchell and Johnson_JP
  • トップページ
  • 製品情報
    • GL1
    • GL2
    • MJ1
    • MJ2
    • JP1
  • M&Jについて
  • ELECTROSTATZ®
  • 製品レビュー
  • 製品比較表
  • 取扱店舗
  • お問い合わせ
  • ブログ