Mitchell and Johnson GL2 私物化しました! 娘がですね、ヘッドフォン欲しいって言うもんで・・・。 しかも、スマホのコントローラー付きがいいって言うもんで・・・。 って、私のMitchell and Johnson GL1を見ながら言うもんで・・・。 じゃあ譲ってやろうかって話になりまして・・・。 じゃあ仕方ないなあって事になりまして・・・。 という大義名分ができたンで、GL2を買いましたさ。 いや別に、欲しいから買ったわけじゃないですよ!ホント!(汗) では早速(そそくさと)現状の報告と行きます。 先週頭から毎晩6~7時間と通勤時(往復)に2時間、一日合計8時間程度のエージングを行ってきました。 現在50時間程度でしょうか、だいぶこなれてきました。 ちなみに、私の中で「エージング」はスポーツで言うところの「アップ」でして、筋肉をほぐすという感覚で捉えています。 スポーツの場合、いきなり急激な運動をすると足つったり靭帯伸ばしちゃったりで、スポーツ選手として活動できなくなることがありますよね?それと同じ感覚です。 ですから、決して大音量で一気にドライバーの動かすとか長時間駆動させるとかしないで、普通に自分が聴く音量よりも下げめにしてゆったりと「流す」感じでいます。 特に、Mitchcell and Johnsonヘッドフォン全機種にインストールされているELECTROSTATZドライバーは、セルフバイアス式コンデンサードライバーとダイナミック型ドライバーが一つのユニットとなってインストールされてるので、それぞれのドライバーの「アップ時間」が異なる気がしています。 なので、それぞれのドライバーが自分の持っているベストの「動き」となる状態、すなわち安定して能力を発揮できる状態に「揃う」までは時間がかかると思っています。 どれくらいの時間が目安か?と問われれば、それは自分の耳で感じるようにしています。 そのため、毎朝同じ曲でスタートしています。それで、昨日との変化を感じています。 その変化が感じられなくなったところが「安定した状態」だと思っています。 これ続けていると、自分の「耳の判断力」のアップにつながります。 映画の音を作り上げるスタジオ・・・ダビングルームと呼ばれる場所では、毎朝の作業前にピンクノイズをそれぞれのスピーカーから鳴らして、昨日と変わりない状態で音が鳴っているか確認します。それこそスピーカーや自分の耳の「アップ」です。 「かわひーのエージング論なんて聞きたかないよ!それよりも何だよそのイヤパッドは!」 と言われそうなのでこの辺で主題に行きましょう(笑) はい、じゃあもう一度。 これかなー♪これのことかなー♪ この製品はYAXIさんのstPad for Studio Headphone DX(Blue)です。 GL2のイヤパッドの寸法を測ったところ、長手方向に90mmでした。 それで検索していてYAXIさんのウェブサイトの中から発見しました。 YAXIさんのイヤパッドについては、すでにGL2ユーザーさんから情報を頂いていたので知っていたのですが、 やはり自分で購入して色々確認したかったんです。 その確認したかったこととはYAXIさんのウェブサイトに記載されている対応機種の中に、私が仕事で訪れるスタジオの殆どどこにでもあるSONYさんのMDR-CD900st対応という点です。 残念ながらMitchell and Johnsonヘッドフォンのイヤパッドはメーカー側から交換パーツとしてラインナップされていません。将来的な対応はまだわかりませんので、それならば汎用のイヤパッドで対応できるものはないかと探していました。そして、MDR-CD900stのように交換用イヤパッドが存在するものとサイズが合えば、それをユーザーさんに情報共有できるのではないかと・・・。 もちろん交換することは個人の責任の範疇でお願いするところですので、私もGL2ユーザーとなって自己責任でためしてみようと思いました。だからGL2を購入しました。 「GL1も同じサイズじゃないの?GL1持っていたよね?わざわざGL2買わなくてもためせたじゃん???」 とかいう突っ込みはやめましょうね(汗) では、取り外しと取り付けまでをスライドショーでご覧ください! 雑ですかね???(汗) 晴れてMY GL2(ケーブルはVelodyne vBoldの付属品だし・・・)です。
さて、YAXIさんのstPad for Studio Headphone DX(Blue)ですが すごく良いです! オリジナルのイヤパッドよりも若干厚め(硬め?)の装着感ですが、低反発ウレタンの効果が覿面で疲れません。 そして、密着性が良くなったことで気密性も若干高くなった気がします。もしかして音漏れも軽減されたかも? この点は正確に把握できていません。 ただ、昨晩嫁さんが自宅で仕事中に我々の話し声がうるさいと言うので耳栓代わりにGL2を貸したんですが、それ以降文句を言われませんでした。特に音楽を聴いていたわけではなく、ただ装着していただけです。耳が痛い等の不快感も無かったようです。 音質(音場)への影響については気密性が高まったせいか、低音に締りが出た気がします。ただ、なんせ「アップ中」のGL2ですんで、アップが進んだからなのか、イヤパッド交換によるものなのか・・・。でも好みの低音になってきているので「まあいいか(笑)」です。見た目もいいです。私は青が大好きなんで。 何よりも今回のイヤパッドの交換で分かったことはSONYさんのMDR-CD900st用のイヤパッドでもGL2やGL1に取り付け可能かも?という希望が持てたことです。今度スタジオに行ったときにお願いして試してみようかと思っています。YAXIさんのほかのモデルでも90mmサイズであれば装着可能かもしれませんね。どなたかお試しくださいますかね? 文末になりますが、今回ブログにstPad for Studio Headphone DX(Blue)の事を記載させて頂く事について、寛大にご対応頂いたYAXIさんに感謝申し上げます。ぜひ、MJ1やMJ2に合うイヤパッドもあるといいなーとか思っています。(恐縮です) それと、私を含め、皆さんあくまで交換は自己責任の範疇でお願いしますね! 先週11/15~11/17の3日間、幕張メッセで開催された「Inter BEE 2017」の会場におりまして、 ブログの更新が滞っておりました。 「Inter BEE」は毎年開催される業務用映像機器、音響機器の展示会です。 今年は広い広い幕張メッセほぼ全体を使って開催されました。 弊社はこれまで主に業務用音響機器の輸入販売を生業としてきており、Dolby社製品、JBLのシネマ用スピーカー、UREIというメーカーのEQ、コンプレッサー、あとはミキシングコンソールなど様々な機材を取り扱ってきました。 写真は弊社の現在の主戦機器、ドイツの「ADAM AUDIO」というメーカーのスピーカーです。 全てパワード・スピーカー(アンプが内蔵されたスピーカー)で、既に音楽スタジオやMAスタジオ(映像用の音を作り上げるスタジオ)に多くの導入例があります。 私的には横置きの小さい方(実際は大型ですが)の「S3H」がとても気に入っています。 ADAM AUDIOのスピーカーは主に楽器店さんでお取り扱いいただいています。 もし気になる方はこちらへお問い合わせくださいませ。 ADAM AUDIO お取り扱い店 もちろん、現在でもDolby社製品も取り扱っています。 今回はDolby Atmos対応のシネマプロセッサーCP850(映画館での音を統括する機器)、映画館用の32チャンネルのパワーアンプ(Dolby Atmosは最大64の独立したスピーカーを鳴らせる音響方式なので)とサラウンド用スピーカーを展示しました。 私がInter BEEのブースに立った主な目的は、ブースに立ち寄られたお客様へのDolby製品の紹介説明と、録音のお仕事をされている録音技師の方たち、ポストプロダクション(音の仕上げをするスタジオ)の方たちと、映画音響の制作についての情報交換をするためでした。 これは、例年のことです。 一応「Dolbyの中の人」的な仕事もしているんで。 ただ、今年は一つアイデアがありまして、Mitchell and Johnsonヘッドフォンも連れてきました。 弊社で取り扱っているelysiaというメーカーのオーディオプロセッサー(イコライザーやコンプレッサーなど、音を整理して聴きやすくするための音声信号処理機材)の試聴用ヘッドフォンとして使用しました。
プロ用機器と並べても、いい感じで写っています! その理由は、Mitchell and Johnsonヘッドフォンが業務用機器として使用することについて、プロフェッショナルの方たちからご意見を頂けるのではないかと考えたからです。 やはりウッドのハウジングが目を引くのか、興味を持たれてご自分の試聴機器でご視聴されたかたもいらっしゃいました。 頂いたご意見は千差万別でした。良いも悪いも。 とても参考になりました! そして、弊社の取扱い製品のカタログセットにしっかりMitchell and Johnsonヘッドフォンのカタログも入れておきました(笑)3日間で100部近く。 宣伝宣伝! 今月は展示会続きで大変でした。まだ今月終わってませんけども。 残すところ今年もあとひと月チョイですんで、もっとMitchell and Johnsonユーザーを増やすべく、 地道な行動をしていきますんで、宜しくお願いします! |