現在Mitchell and Johnson ヘッドフォンの中で最もユーザーが多いGL2。 お陰様でコストパフォーマンスが良いという事で評判を頂いております。 先日行ったフジヤエービックPart3さまでの試聴会でも、良いご評価をお客様からいただきました。 先日ブログにも書きましたが、現在弊社取り扱いのAnalysis Plusというアメリカのケーブルを使用してGL2用のリケーブルの製品化テストを行っています。 昨日海外から取り寄せていたプラグが到着しました。 早速プラグが取り付けられるかテストをしました。 このプラグ、スペーサー部分(段付き部分)が1.2mmあります。 これならGL2のプラグ挿入口の「細い溝」を回避できると考えました。 では早速・・・ いいかも・・・ うん、よし! おっしゃぁぁぁぁ! この状態にして、オリジナルケーブルを使ってワニぐちケーブルを3本使用してiPod Touchとつないだところ、音が出ました!この時点ではまだオリジナルケーブルですので、音質うんぬんは無し。とりあえずプラグの接点が間違いなくヘッドフォン側の接点に当たっている事が確認できました。 製品化にまた一歩近づいたなあ、と一安心してプラグを抜きました。すると・・・。 !!!!!!!! おわかりいただけますでしょうか? 溝の端っこの部分のウォールナットが削れて白くなっています・・・。(ごめんよ・・・デモ機1号・・・) 何が当たって削れたのかは下の写真を見て頂くとわかるとおり、プラグをシェルにねじ込む際のストッパー部分でした。 あと2mm程度スペーサー部分が長ければ問題なく装着できたのですが、このままではお手持ちのGL2に傷をつけてしまう事になりますので、到底製品化には及びません・・・。困りました・・・。
スペーサー部分が長く、溝の径にハマる直径は5.0mmまで。 現在、このようなプラグをオーダーメイドで製作する事も検討しています。 ただ、せっかく取り寄せて音が出る事も確認できたプラグですので、このまま捨てるつもりはありません。 Analysis PlusのケーブルはSilver Oval Headphoneケーブルを使用する事が前提ですので、はんだ付けに技術がいるSilver Oval Headphoneケーブルが問題なく取り付けられるかの判断も必要です。 私はダメだと思ったことに対しての諦めは早い方なのですが、ダメだと思うまでが長いので、結局諦めが悪くなるタイプです。 すでにGL2ユーザーの皆様、これからGL2のご購入を検討されている皆様。 大変お待たせしてしまって、期待させてしまって、誠に申し訳ありません。 でも私も皆様と同様GL2がリケーブルによってどれだけ「化ける」かを知りたいです。 振り出しに戻ってしまった感がありますが、今しばらくのご猶予をかわひーに下さいませ。 コメントはクローズされています。
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